イラレのデータが重いとなると、動きが遅い!データの送受信に時間がかかる!PCの容量が減る!
など、厄介なことばかり。たくさん画像を配置していたり、いろいろな効果を使用していたりするとどうしてもデータは重くなってしまいますが、少しでも軽くしたいですよね…
今回は、私がよくやっているできる限り軽くする方法をご紹介します!
①データを保存する時のチェック項目を減らす
これはいつも当たり前のようにやっている方法です。
データを保存する際に様々なチェック項目があると思います。デフォルトだと3つくらいチェックが入っているのですが、[圧縮を使用]だけにします。
結構これだけでもだいぶ軽くなるはずです!
保存する時は[圧縮を使用]だけにチェック、と覚えておくといいかもしれません。
②スウォッチの未使用項目を削除する
デフォルトのスウォッチのままだと、イラレのデータの重さに影響は出ないかと思いますが、
パターン(柄)やグラデーションなど、たくさんスウォッチ登録するとデータが重くなってしまうことがあります。
そう言った場合は、一番右にある三本線のようなマークをクリックして、[未使用項目を選択]をクリックしてゴミ箱へ。
そうすると、使用していない余計なスウォッチを一気に消すことができるので、多少データが軽くなると思います。
③配置している画像の拡張子を変えてみる
チラシやパンフレットを制作していると、たくさん画像を配置することもありますよね。
(ここで画像を埋め込んでしまっていると、さらにデータが重くなってしまいます。その場合は埋め込みを解除してください。)
画像の拡張子をjpgのまま配置するのではなく、変更してみましょう。
↑の画像では[eps]にしていますが、[psd]でもOK。
(以前はeps形式の方が軽くて良いと主流だったみたいですが、近年ではpsdでも特に変わりはないみたいです)
④(古いバージョンで作られたデータの場合)効果が画像になっていないかチェック
ぼかしやドロップシャドウなどの効果を使用することがあると思いますが、それらが使用されている古いバージョンで作られたデータを、新しいバージョンのイラレで開くと、
効果が画像として分割され、埋め込まれていることがあります。
文字だけだと分かりにくいかと思うので…例えばこちら。
リボンと[入会キャンペーン]の文字しか配置していないのですが、リンクパネルを見ると
画像を配置していないのに、なぜか埋め込まれたデータがあります…
[リンクへ移動]をクリックして、該当のアピアランスを削除し、
ぼかしやドロップシャドウなどの効果を再度適用し直します。
(どちらにしろ、画像になってしまっていると編集ができないのと、古いバージョンで作られたデータはバグが起きそうで怖いので…..)
最後に
ざっと4つほどご紹介しました。
データによってどうしても限りはあるかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
(あくまで自己流のやり方もあるので他に便利な方法があれば教えていただきたいです!)
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